中国で会社やってみた~ やってみないと わからないあるよ   国中好大

我、馬鹿なので、この本に書いてあることはデータにのっとた裏付けのある将来の見方ではありません。我が独断と偏見で考えていることであり、「何を書いてるんだこいつは」と言われる方もいらっしゃると思いますが、気にしないで書き進めていきたいと思います。
後でまた触れる機会があると思いますが、なぜ中国に進出しようと思ったかといいますと日本は少子高齢化で、年金もどうなるか怪しい「活躍するシニア」とか言ってますが、結局70になっても80になっても「働かなければ食えない国」なわけで、現在50代の我は20年後の収入を中国に求めようと考えたわけです。

日本国内は人口減によりマーッケトはすべての業種で縮小し、お金のない年寄りがいっぱいになると、さらに物は売れなくなるわけで企業業績は悪化、給料は下がる、そのためさらにマーケットが縮小というデフレスパイラルに飲み込まれていく、一方で中国は一時の爆買いのころのバブリーな感じはなくなってきたとはいえ「一人っ子政策」が終わりこれからお金を使うであろう若者人口(マーケット)はかなり大きいと思います。
実際、車の量を見ただけでも20年前とは比べ物にならないくらい増えたと感じています。
収入が上がる→物を買う(売れる)→会社の業績が上がる→収入が上がるというインフレスパイラルに入っていくと思っています。

さて現在17年目に入ったメッキ工場(スタッフ16名)を経営している我にとって、20年後の日本での会社経営は想像ができないもので、会社自体が無くなっているか、嫁と二人で細々とやっているか…いずれにせよ非常にみじめな気がします。
何とかしなきゃ  二十代の社員の将来もちろん我々夫婦の将来…

実際に我が中国で会社を設立・運営してみた(3カ月で撤退した~)経験を書いたものですが、実名で書くと中国当局に狙われそうなのでいろいろなアレンジを加えてありますのでリアリティーにかける部分があるとおもいますが、尾ひれをつけて読んでください。

2019年1月現在の状況は、「生きてる心地がしません!!」
まず撤退といっても売掛金と資本金(合計2300万円)を残して“夜逃げ”してきたようなものなので、中国工場設立・運営に使ったお金6800万円そのうち借入金4900万円が返済できるか??
国金に借りた「海外進出支援融資」への使途報告書類が揃えられるか??揃えられなければ、海外事業に使ったとはみなされず即時現金返済!!(出来るわけない)
不当解雇で中国の社員に訴えられる!!

20年先の売り上げ利益を中国に賭けていたのがダメになったので別のネタを考えられるか等々で寝れません!!酔えません!!笑えません!!
「気が狂いそうです!!」